3回目となる、荒木又右衛門顕彰会が平成29年5月25日(木)とりぎん文化会館で開催されました。
清水昭允会長の挨拶に続き、来賓の浅井俊彦鳥取市商工観光部長の挨拶を頂きました。
浅井部長から「鳥取城跡の復元が進むなか、観光振興の観点からも歴史探索として城跡周辺や中心市街地の周遊促進が重要と思う。荒木又右衛門墓所と遺品館は江戸期の鳥取城下をしのぶことが出来る歴史資料であり、再整備による魅力向上を期待しており、本年度予算で支援を予算化している」とのお言葉を頂きました。
議事は、前田八壽彦会員より経過報告、遺品館の整備概要、工事発注手順等を報告があり、会計報告は藤田孝夫会計係りが行いました。
(1)収 入および預金利息
寄 付 金 3,661,005円
(2)支 出
事務的経費等 224,624円
(3)残 高
3,436,381円
2.業者指名委員会設置、設計管理監督業務委嘱について
業者指名委員会の設置や設計管理監督業務委嘱を行い、工事の適正な執行を行うこと等を決定しました。また、工期は約3ヶ月を予定していることを報告。
3.会員からの意見等(主な意見の紹介)
① 荒木又右衛門遺品館を荒木又右衛門記念館と名称変更してはどうか。
② 仇討ちに使用した折れた刀がこの遺品館の宝であり、大切にするべきだ。
③ 説明書の内容を多言語対応にする必要があると思うが。
④ 渡辺数馬墓所(興禅寺)、岩本孫右衛門墓所(光明寺)、荒木又右衛門墓所(玄忠寺)の連携を
考えてはどうか。
⑤ 遺品館前から山門までの境内のバリアフリー化の必要があると思うが。
⑥ 個人観光客の足の確保が必要であり、ループバスの運行経路に入れるよう鳥取市へ要望して
はどうか。
⑦ 荒木又右衛門の新しいデザインを利用した大型ポスターを寺の外に掲示してはどうか。
以上のように、大変貴重な意見を頂きました。
最後に、光浪副会長より、遺品館の出来た当初はバスが何台も止まっている時期があり、その再現を期待する。しかし、この実現に向けて顕彰会での今後の多額な協賛金を見込むことは困難であることから、玄忠寺および護寺会の格別のご協力をお願いし、次回の会を工事竣工前に開催することを確認し、閉会しました。
企業会員・1 口 1万円 (何口でも)
個人会員・1 口 1千円 (何口でも)
ご協賛金のお振込先
・郵便局 01370 4 91594 荒木又右衛門を顕彰する会
・山陰合同銀行 鳥取西支店 口座番号 3661464 荒木又右衛門を顕彰する会 会長 清水昭允
・鳥取銀行 鳥取駅南支店 口座番号 0320755 荒木又右衛門を顕彰する会 会長 清水昭允
・鳥取信用金庫 鳥取西支店 口座番号 0329847 荒木又右衛門を顕彰する会 会長 清水昭允
前 田 八壽彦 荒木又右衛門顕彰会監事
来見田 博 基 鳥取県立博物館学芸員
礒 部 宏 子 鳥取市歴史博物館学芸員
田 中 孝 順 玄忠寺遺品館館長
田 中 博 道 玄忠寺住職
オブザーバー
財 原 敏 夫 ㈲アイエス企工